医学部浪人について思うこと
1年間の浪人を経て、春から地方国立大学の医学部医学科に通うこととなりました。これからぼちぼちブログを書きたいと思いますので、よろしくお願いします♪
今日は私の浪人生活について書きたいと思います。
私は結構厳しいというので有名な予備校に通っていました。毎年医学部にたくさん受かっているので、やはり何か他の予備校とは違うのだろうなと思ってその予備校に決めました。
今になって思い返してみれば、その予備校は授業自体は高校の授業とさほど違いを感じませんでしたが、その近くの国立の医学部に関する情報がすごく豊富で、先生との距離も近く、その予備校のお陰で合格できたなって思います。これでどこの予備校か特定されてしまうかもしれませんが。笑
浪人中の勉強とかも、またいつか書きたいなと思うのですが、今日は医学部浪人について思う、私の考えを書きたいと思います。
私自身、この時期に合格が出てることからも分かると思うのですが、前期試験では無く、推薦入試で合格しました。ちなみに、地域枠ではないです。
さて、私の予備校には、たくさんの多浪や再受験の人がいました。私は昔からそうだったのですが、結構年上の人と話が合うタイプだったので、予備校では年上の友達が結構いました。高校では同じクラスには同い年しかいませんでしたが、予備校には色んな経緯の人がいて、そのカオスな雰囲気がすごく居心地が良かったのです。
ご存知の人もいると思うんですが、国立医学部の推薦とかAOは大抵が現役と一浪のみで、二浪からは前期、後期(医学部の後期はかなりムズい)の二択しか残されていないのが現実です。私立医は高くて行けない人も多いので、ここでは国立の話をさせていただきます。
だから一浪はAO、推薦、前期、後期と最大4回(時期や大学が異なればAOを2回とか、AOも推薦も受けたりできます)と、チャンスが多いです。
しかし、二浪以上は前期と後期の2回しかチャンスが無いんです。しかも推薦の方が前期より、正直かなり簡単だと思います。大学名は言えませんが、国立医学部の地域枠推薦でセンターが700切っても受かった人を知っています。その点で前期に受かることは、まず不可能でしょう。
自分が推薦で受かっててこんなこと言ってはいけないと思いますが、なんでこんなに二浪以上が不利な現実があるのか、と思います。1歳年が上なだけで、医学部にかなり受かりにくくなるんです。
何年か前に医学部の多浪や女子差別が明るみに出ましたが、これはきちんとどの大学も推薦は一浪までと書いてあるのでそれとは違います。しかしこれも多浪差別ではないか、と私は思います。
私や周りの一浪が受かっていくなか、不安であろう年上の浪人仲間のことを思うと自分の合格に後ろめたさを感じます。
医学部というのには、何か魔力のようなものを感じます。一旦医学部を目指すと、それ以外の学部に進みたくなくなり、盲目状態になるんです。私も今年落ちたら二浪するつもりでした。私にできることは何もありませんが、皆の合格を祈るばかりです。
いつの日か、推薦に一浪までとかいう変な制限が無くなればいいのにとおもいます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!✨
今回は内容のこともあって、かなり暗い感じになってしまいましたが、これからはもっと楽しいことも書いていくつもりです!笑
これからも読んでいただけると幸いです!!